2008年1月23日水曜日

中村拓志さんの建築見に行ってきました!


中村拓志建築「Dancing trees,Singing birds」
見学に行って参りました。

目黒駅から徒歩圏とは思えないほど緑と調和をしていて、
6つの部屋にテーマがあり、それぞれが度肝をぬくデザインルーム!!


ライブラリーハウス;
ベッドルームのドアが壁一面の本棚の一部で、隠し部屋のような感覚です。
大好きな本を本棚に並べて、天窓から光を浴びながら1日読書してみたい。


テラスハウス;
玄関を入って廊下を抜けると、目の前に広いテラスが飛び込んでくる。
日が沈むのを眺めながらバーベキューパーティーなんて最高!
浴室には元からある木を生かし、木の幹が突き出していて四季の移り変わりを感じる事ができそうです。


シアターハウス;
壁一面のスクリーンが立体的な映像を映し出す。音響はサラウンドシステムで、まるでミニシアターにいるかのよう。防音効果は黒い革張りの扉を閉めると外へは一切音が漏れないように出来ています。

ティーハウス;
白いペンキが剥がれたようなリビングの床。モダンな和の空間が広がります。
水のきらめく水盤に離れの茶室は、まるで森林浴をしている様です。

プールハウス;
建物の外観からするとどこにプールがあるの?という感じなのにドアを開けると
そこがまさにプールハウス。コンクリートとガラスのシンプルな空間に美しくライトアップされたプールが浮かび上がる。プールから直行できる小さなバスルームもかわいらしい感じです。うっそうと茂る緑の中でプライベートビーチが満喫できそう。

スパハウス;
鏡の壁を折り畳んで開けるとキッチンがでてきたり、ガラスのバスルームから樹木を眺めながら外の水場にでて水遊びができたりと精神的スパ感覚が楽しめます。

玄関共有部分:
部屋に入る前に建物に囲まれた静かな空間から空を眺めると、
四角く切り取られた空をみているかのよう!
以前夏休みに出かけた、直島(香川県)の地中美術館でジェームスタレルの作品
「オープンスカイ」を思い出し、心の静寂を感じました。


ありのままの自然を生かした建物はストーリーがあり、私たちを驚かせ楽しませてくれました。

詳しい情報はコチラ↓
http://www.nakam.info/news/index.html

次回+ING26号の+INGディナー(ゲストをお招きして料理部が腕を振るったディナーを食べながら対談する)にゲストで中村拓志さんが登場します。楽しみにしていてくださいね!

2008年1月14日月曜日

Dancing trees,Singing birds.建築家中村拓志


プラスティックハウス(桐島ローランド邸)がランバンCEOの目にとまり、
 銀座ランバンブティックの設計を手掛けた若手建築家、中村拓志。
 彼の設計した目黒駅から徒歩圏とは思えない程、緑を感じる事が出来る静かな住宅 
 Dancing trees,Singing birds.(物件名;FREG Bird Park)の内覧会に行ってきます。
 
 では少しだけ中村拓志さんのコンセプトを紹介しますね。
  
 樹々に包まれた集合住宅。
 できるだけ木を切る事なく、緑に包まれた環境をキープする為、
 樹々医に周囲の林の根の張り具合を調べてもらい、根から避けるように
 建物を設計。
 その上で、6つの住戸それぞれにテーマを設けた。
 「Terrace Huce テラスハウス」、「Tea House ティーハウス」
 『Pool House プールハウス」、『Theater Houseシアターハウス」
「Library House ライブラリーハウス」、「Spa house スパハウス」

 『集まって住むという事は何かをシェア出来るという事。
 ここでは樹木や木陰、鳥の鳴き声といった自然をシェアできます。
 隣の家に遊びに行きたくなる環境があることで、交流が生まれる。』
 
 なんと、バスタブが大胆にも屋外にある部屋では、壁の一部から木の幹が
 伸びていたりする!部屋の北側には『巣箱」と呼ばれるせり出した空間があり、
 それぞれの窓から風景を楽しめるのです。   
 これほど間近に樹木の広がる家に暮らしたら、1日の太陽の変化や季節の移り変わり
 を感じる事が出来て、家に帰るのが楽しみになりますね!
 
 では、また報告します!