2007年12月20日木曜日

12月14日boyインテリア部

boyインテリア部が選んだインテリア達をかこんで。インテリアの素材や質感の選び方、どれくらいの時代のものなのか、出会った時のエピソードをMogi氏がレクチャーした。  



12月14日、代官山+ING atticにてインテリア部1回目の部会を開きました。
インテリア部のコンセプトは、めちゃめちゃかっこいいリゾートを旅してみて
体験したけど、やっぱり自分の部屋がいちばんかっこいい!そんな部屋にしたいと思ったのが
きっかけです。
女性インテリアデザイナーのアイリングレイやシャルロットペリアン、レイイームズについて調べたり
ドイツのTONETが蒸気によって木を曲げるという画期的技術を発見するなど、インテリアのことを追求していくと、
知らない事を知るいいチャンス!で街を歩いていて、旅をしていていて今まで見過ごしていたものに気ずく事が出来たらいいなと思っています。

2007年11月26日月曜日

[11/26]boy インテリア部より

ハッピーインテリア宣言。


大きな鍋に子羊のかたまりと野菜、そしてそのままオーブン。

そんな季節になりました。いつか実現したい気に入りの
自分の室。家具、照明、食器。ベッドカバー、ピローケース。

映像を観ながら、ワイン片手に集まりませんか?
代官山+INGアティック!!!お待ちしてます。


日時:12月14日金曜日 20時~
場所:代官山+INGアティック(12月1日以降+INGのHPにて地図がみれます。 http://www.plusingpress.com
会費:1000円

参加ご希望の方はboyインテリア部まで12月7日金曜日までにメール(interiorbukatsu@gmail.com)を下さい。



boyインテリア部 Shoko,Satomi&Mogi

2007年11月19日月曜日

[11/19]アイリーン・グレイとシャルロット・ペリアン、レイ・イームズ

boyインテリア部コンテンツの素材は、
アイリーン・グレイとシャルロット・ペリアン、レイ・イームズ。
3人の魅力あふれる、女性インテリアデザイナーの紹介です。





Eileen Gray(アイリーン・グレイ)

アイリーン・グレイ「E1027(サイドテーブル) 」
▲アイリーン・グレイ「E1027(サイドテーブル) 」(1927年)

1878年、アイルランド生まれ。


ロンドン・パリで美術を専攻後、家具デザイナーに。

1922年に彼女自身のインテリアデザイン事務所を開設。

1925年に、はじめてのスチールパイプ製の家具の制作を行う。

このアイデアは1927年に自邸として設計した、モンテカルロ近郊の
ロクブリュンのE1027ハウスで、モダン建築とモダン家具の融合を発展させ、
数々の名作を生み出した。

スチールパイプという当時としては最先端の建築素材を
家具製作に与えた影響は計り知れない。

しかし、ある事件をきっかけに、アイリーン・グレイは
一時的ではあるが、建築界から抹殺されてしまう。

それは彼女のたぐいまれな才能に嫉妬した
頑固オヤジ、コルビジェのなせる技だった。

嫉妬に狂う男心っていうのも、こわいものがありますよね。


テーブルE1027はboyにあるので、観にいらして下さい!



▲アイリーン・グレイ「Non Conformist Chair」(1926年)



▲アイリーン・グレイ「Roquebrune Chair」(1929年)




Charlotte Perriand(シャルロット・ペリアン)



Sharlotte Perriand

▲シャルロット・ペリアン「ペリアンチェア」(1955年)

1903年、フランス・パリ生まれ。1999年没。

1927年、サロン・ドートンヌに「屋根裏のバー」を出展し、大反響を巻き起こす。

この作品がきっかけとなり、ル・コルビジュエのアトリエに入所する事となる。

これが運命的な出会いとなり、シェーズ・ロングを始め、数々の名作をコルビジュエとともに世に送り出した。

1937年、1年余りの滞在期間に日本各地を柳宗理の案内でまわり、日本の伝統的な暮らしや美意識に深い感銘を受け、その後の作品に強く反映されている。

1998年、彼女の家のテーブルセッティングはすべて柳宗理のものだった。


ショートボブにパーマがかかったかわいいヘアスタイルのペリアンが日本中を旅していたなんて、会いたかったですね!


▲シャルロット・ペリアン「LC4 シェーズロング」(1929年)




Ray Eames(レイ・イームズ)

レイ・イームズ「ラウンジチェア&オットマン 」
▲レイ・イームズ「ラウンジチェア&オットマン 」(1956年)


1912年、カリフォルニア州サクラメント生まれ。

絵画の勉強を進め、アーティストの道を進んでいたが
1941年、チャールズと結婚。

その後はレイ&チャールズとしての活動が中心となる。

2人はハーマン・ミラー社のジョージ・ネルソンとともに
現代に通じる画期的で斬新な多くの家具をデザインしたが、
活動はそれだけにとどまらなかった。

映画製作、写真、展示デザイン、グラフィックデザインなど
60年代~70年代のモダンデザインの開拓者として活躍。



▲レイ・イームズ「シェルチェア」(1948年)


▲レイ・イームズ「ラ・シェーズ」(1948年)



boy インテリア部 copyright 2007 boy

2007年10月30日火曜日

[10/30]トーネットの椅子

インテリア部、最初のインフォメーションは大好きなトーネットの椅子。

これはインテリアだけじゃなく、人類にとって大切な出来事だったので、メモを作ってキープして下さい。

M MOGI

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ミヒャエル・トーネット「ロッキングチェア」
▲ ミヒャエル・トーネット「ロッキングチェア」(1860年)

18世紀初頭、動力機械の発明が生産技術に画期的な飛躍をもたらした産業革命ですが、なかなか家具製造業までは、浸透しませんでした。

そうした中で、ドイツボッパルトに生まれた、ミヒャエルトーネットは19世紀初頭、蒸気によって木を曲げるという画期的技術を、家具製造業に取り入れ、効率的な生産方法を確立したのです。

トーネットは例えば、無垢材を曲げる事で、作業効率をはるかに向上させました。

普通厚みのある無垢材を曲げると、外周部分に限界以上の張力が働き、弾けてしまいます。
しかし、外側に同じ長さの鉄帯を当て、両端を固定すると、外側はそれ以上伸びずに内側だけが圧縮されるため、弾けや亀裂がおこらないのです。

この木材はヨーロッパ各地で入手でき、曲げやすく安価で安定した供給ができるというブナ材が最適でした。
トーネットのイス達は分解できてパーツごとに、重ね合わせる事ができ,舟等に大量につめて輸送する事が可能になりました。


1859年、No.14の第1号が完成しました。

フォルムの単純さと生産性のよさでその後、70年間に5000万脚を売上げ、それは現在も続いています。

それはマスプロダクション(大量生産)のはじまりとも称され、今では永遠のデザインと呼ばれています。


ミヒャエル・トーネット「214(No.14)」
▲ ミヒャエル・トーネット「214(No.14)」(1859年)


boy インテリア部 copyright 2007 boy

2007年10月22日月曜日

[10/22]boyインテリア部より

ギリシャ、南仏、チベット、インド。
メチャメチャかっこいいリゾートを旅して、
ちょっと疲れて帰った自分の部屋。

何言ってんの。俺の部屋が一番かっこいいじゃん。
そんな部屋(インテリアにしてみる為の部、boyテイストインテリア部)
目指します!


そこでインテリア部では、定期的に部会を開きます。
各自が興味あるインテリア、建築の本や切り抜きなど持ち寄って、
ディスカッションし、それらをまとめて1冊の大きな本を、
みんなで作って+INGで出版したり!!

お互い質問し合い、知らないことを知る、勉強できる
良い時間にしましょう。


そして、部員の皆さんからのインテリアに関する情報も
お待ちしています。
何かありましたら、インテリア部 interiorbukatu@gmail.comまで
お願いします!


インテリア部メンバー
boy  小林祥子
boyU  田中聡美
boy  茂木正行


それでは、インテリア部を盛り上げていきましょう!


*入部届けの内容(メールアドレスなど)変更ありましたら、お手数ですが
インテリア部アドレス( interiorbukatu@gmail.com )までお願いします。



boy インテリア部より